フォトグラファーへの道 伍 フォーカスロック

連載スタートしたこの企画 第伍弾 ピント合わせのコツ その③の巻

スタッフのSAWAちゃんが1ガンデビューを果たしましたが、デビュー戦が散々な結果に!こうなったらレッスンプロの知識を最大限に注入して、先ずはセブ島で1番の女性フォトグラファーを目指していく企画です。

これから1ガンレフを始めようかと思っている方、始めたけど良く分からな・・・という方にも参考になれば・・・
度々登場するレッスンプロとは、筆者のことで、自分で撮った写真は大したことはなく、教えた方々のほうがいい写真を撮るため、教えるプロに徹している!趣味程度に水中写真をやっているのだ!)

前回の撮影で見つかった課題が、カメラが「ピント合いましたよー」って言われて、シャッターを切っているので、微妙なピントのズレが生じていました。そこをフォーカスロックを使って、微調整しなければピンボケを量産してしまう可能性もあります。
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と言う事で、今回は「フォーカスロック」が課題です。特別難しくはありません。先ずは被写体を捉えて、半押ししピント合わせ。微妙にピントがズレていれば、半押ししたまま、カメラを前後に調整しごく僅かなズレを修正します。
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当然の話ですが、カメラはウミウシの角やハゼの目にピントを合わせるなんて想像もしていないので、身体の中央や口先にピントを合わせてしまう事が多々ありますね(上の写真の赤線)。ですので、半押しを繰り返したりも良いのですが、ここは半押ししたままの状態(フォーカスロック=焦点距離が変わらない)にして、自分が被写体に1~5mm寄って、自分の狙いの場所(ウミウシの角やハゼの目)にピントを合わせます(上の写真の青線)。
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と言う事で、陸上でフォーカスロックの説明をしていきました。先ず上の写真はスマホで撮ったものです。さすがスマホ、細かいピントはなしとして、六角レンチの中央部の数字の部分手前から奥までピントが来ています。1ガンレフの100mmマクロはこんな感じには行きませんので、ある1点のみピントを合わせます。この時に半押ししてフォーカスロックをかけ、狙いの場所でシャッターを切る。
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上の写真の左側は、数字の「1.5」にピントを合わせてフォーカスロック、自分が奥に動き、数字の「2」にピントが合ったらシャッターを切る。
同様に右の写真は数字の「2」にピントを合わせてフォーカスロック、自分が手前に動き、数字の「1.5」にピントが合ったらシャッターを切る。
こんな感じで被写体の狙いの場所にピント合わせをするようにしていきます。では早速水中で実写!

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ニチリンダテハゼは大きいからピント合わせはそれ程難しくはありませんが、ダイレクトで「目」にピントを合わせようとしなくてもいいので、余裕で「ガッシャンコン」プログラムオートですが、なかなかいいボケ味してますね・・・

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最近イラクポイントで出ました「シャープアイドワーフゴビー」これもしっかりとピントが合っています。ただ半押しを繰り返すだけではなく、フォーカスロックをして微調整の方が手っ取り早い時と、半押しの繰り返し・・・どちらを選択するかはその被写体や、その場の明るさなど色々ですね。

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カンザシヤドカリの小さい目もバッチリです。これは慣れもあるのですが、どこにピントを合わせるか?そこに集中すれば「見えてきます」。その代り1mmや2mmの微妙なレベルですから、自分の体勢や固定などが重要です。勿論環境への配慮をおねがいします。写真撮影に夢中になりすぎて、サンゴを鷲掴みしたり、フィンや膝でバキバキに折ってしまったりしないようにしましょう。
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フォーカスロックをかけて自分の前後で微調整する時は、極力ですが(立地条件にもよる)ポートの先端を支えるようにすると、微細なズレを修正することが出来ます。左手がグリップを握ったままですと、自分の呼吸などでピントがズレたりしますね。最終的な数mmの世界は赤円の中の「親指」の前後でピント修正しましょう!

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リロアンエリアではスズメダイが非常に多く、色々な背景で撮影することが可能です。しかしここで次回の課題が見つかりました!オートフォーカスもピントが合わせやすい時と、全く合わせてくれない時があります。一つは暗い状況でのピント合わせ。もう一つが画角の中で被写体が小さく奥の方がピント合わせしやすい状況の時。リロアンエリアでは、ムチカラマツエビやアオギハゼなどがこういう被写体になりますね。
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この写真では、画角に対して狙いの被写体が小さく、更に動き回るので最初の半押しの状態でもカメラがスズメダイを認識してくれない事が多々あります。当然半押しを繰り返すか、フォーカスロックを使うのも手ですが、ここはマニュアルフォーカスを併用すれば簡単にピントが合いますね!と言うことで!!!

次回の課題
①フォーカスロック後に微調整のマニュアルフォーカス
②ピント合わせの精度を上げる
乞うご期待!




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by go-photo | 2017-10-01 07:34 | 独り言