フォトグラファーへの道 拾壱・11 マニュアル設定の巻

やっとのことでマニュアル設定へと進むことが出来ました。
これまで、ピント合わせ、プログラムオート、露出補正などなど、カメラを熟知するためにステップを踏んできましたが、やっとスタートラインに立とうとしています。
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スタッフのSAWAちゃんが、今年9月に1ガンデビューを果たしましたが、デビュー戦が散々な結果に!こうなったらレッスンプロの知識を最大限に注入して、先ずはセブ島で1番の女性フォトグラファーを目指していく企画です。

これから1ガンレフを始めようかと思っている方、始めたけど良く分からな・・・という方にも参考になれば・・・
度々登場するレッスンプロとは、筆者のことで、自分で撮った写真は大したことはなく、教えた方々のほうがいい写真を撮るため、教えるプロに徹している!趣味程度に水中写真をやっているのだ!)

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さて、遂にマニュアル設定を行う事になったのですが、他のゲストさんへのフォトセミナーなどの間の時間を縫っての説明。大丈夫かな・・・いつものように陸上で解説から。


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先ずはF5.6、1/100で「一味」を撮ってもらいました。ストロボはマニュアル発光なので、狙いの被写体が良い明るさになるように調節します。そしてこれまでのプログラムオートでは絞りやシャッタースピードなど気にしていませんでしたが、今回から「気にします」! と言う事で今回は「絞り」を変更していきます。

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絞りを「F2.8」に変更しました。それに合わせてストロボ光も調整しています・・・。さぁ~絞りというのは、レンズの中にある「羽根」の事。ボカしたり、クッキリさせたりするために変更させます。このCANONのレンズは「羽根」を一番開いた時がF2.8となり俗に「開放」と呼んだりします。一番ボケ味が強い状態ですね。写真の2本目の瓶は「シナモン」って書いてあるのですが、ほぼ読めないぐらいボケました。その上の「F5.6」の写真と見比べてください。専門書などでは難しく書いてあるのですが、背景を「ボカすか?」「出すか?」だと思えばそれほど難しくはありません


今回はシャッタースピードは触らず、絞りだけ変更して練習していきます。

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ほぼ同じ構図で撮影できたので、非常に分かり安いのですが、背景となっているサンゴの触手のボケ味の違いが顕著にわかります。右の「F2.8」はよく「ボケ」ていて、左の「F5.6」は背景が「出ている」。これを自分でコントロールさせて、イメージに近い写真を完成させていきます。

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上の写真は「あるある」なのですが、「F2.8」も「F5.6」もたいして差が無い写真になってしまいました。これは被写体のエビと背景のイソギンチャクがあまりにも近いために、こういうことが起こります。「被写体と背景の距離感」というのを中級者の方が意識すると「絞り値」の選択が簡単になります。初心者の方は「奥行き」というのを意識すると、ボケ味がとてもわかるので、被写体の後ろ「向こう側」を意識しましょう!

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これは同じエビを違う場所でレッスンプロが撮ったものですが、この「奥行き感」が大事ですね。今回は「絞り値」を変更するというのがテーマでしたが、ただ単にボカすという事ではなく、「背景をどうしたいか」が重要です。

さて、今回マニュアル設定で行っていきましたが、最初にもう少し説明すればよかったかな・・・「絞りを変えて、色々撮ってみよう!」というのが上手く伝わらなかったかも・・・上で紹介した写真以外はボケ写真多いし・・・((+_+))

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↑ これ結構ボケ写真です ((+_+)) せっかくいい感じでF2.8とストロボ光がマッチングしているのに、ピント重視では撮らず・・・

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被写体に「寄る」というよりも「迫る」という表現が良いかな・・・ぐいぐい迫って被写体が逃げる・・・向こう向く・・・で「黄昏の後頭部」という写真が量産されていました。

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「寄れる」というのは楽しいかもしれませんが、これでは「F2.8」でも「5.6」でもあまり関係ない。ただ設定を変更して撮りました!という物ばかりで、「狙い」が無くなっている・・・厳しく言えば「写真下手になったね」


次回の課題・・・
①奥行き感をイメージする
②絞り値に合わせたストロボ光
③シャッタースピードを変更してみる

どうなるかは分かりませんが・・・乞う!ご期待!











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by go-photo | 2017-11-03 15:27 | 独り言